脳卒中雑記帳
通所デイケアー
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通所デイケアー
2009.9.6

退院後、訪問リハビリに加え、通所によるリハビリを目的に通所デイケアーのサービスを受けることになった。
我が家から車で10分の距離にあるアシストジャパン デイサービスセンター6号館さんにお世話になる。
介護保険の適用を受け負担は軽減されている。
●アシストジャパン
地元中心市街地の中心地にある6号館は真新しく清潔である。
職員の皆さんも福祉に携わる関係からか、やさしく親切で気さくである。
語る言葉のアクセントに地元を感じ、安心感を深めた。
通所者は私より一つ世代先輩の方ばかりだが、これからも人生の先輩として仰ぎ、教えを請い、人間関係を深めたい。
おーさんも言っていたが、通所デイケアーの醍醐味は人と人との出会いにあると感じた。
リハビリテーションもみっちりと指導を受けた。 新しい人生の始まりだ。
1日のスケジュールは次のとおりである。
8:30
送迎

9:30 バイタルチェック
(検温・血圧測定・体調チェック)
10:00 ティータイム
10:30 入浴
11:00リハビリテーション

11:30自主トレーニング
12:00
お食事
12:30
13:30入浴 14:00 リハビリテーション
9月3日 (木) の日記より
●通所デイサービス初体験
今日初めて通所デイサービスを体験した。
アシストジャパン デイサービスセンター6号館さんだ。
9:00過ぎに送迎の車が来てくれた。
施設は清潔で新しく快適に過ごせそうだ。
入所者のうち女性同士は親しく会話していたが、男同士というものは寡黙で静かであった。
座りなれていない椅子では30分と持たず、横になりたいとお願いした。
それにエアコンの真下であったことが
顔面のしびれをさらに増幅した。
ややあって入浴。 ヘルパーさんが入浴介護してくれた。
入浴介護は重労働であろう。
妻と娘が様子を見に来てくれた。 横になってしばらくして昼食をいただいた >  エアコンのせいでぐったりしてしまい、「横になりたい」というと 「社会 復帰を目標にしているんだから寝ていちゃだめ」とヘル パーさんに叱られた。
言われるとおりではある。 震えている私を見て「そんなこといって もつらいわよね」と気遣うやさしい年輩の職員さんもいて救われた思いがした。
寝ていると、脚のエアマッサージをしてくれた。
これは気持ちいい。リハビリテーション病院でも体験している。
リハビリの時間になった。
女性の理学療法士のS先生だ。
自然に歩かせようというのが今度の先生の方針みたいだ。
 もっと早く出会いたかった。  何と杖や装具なしで歩かせようとするのだ。
先生が手で私の左足をで前に押し出して続いて右足を出しなさいという。
独歩であるが、かなり歩くことができてうれしく感激した。  リハビリテーション病院ではまず「装具ありき、杖ありき」で安全最優先であった。
 
ここにいる間は装具なしで過ごしてみてはとも言われた。
元々日本の脚だけで歩いていたではないか。 ただし今日独歩できたのはリハビリテーション病院での積み上げがあったことも否定はできない。ありがたいことである。 施設や先生により微妙に指導内容が異なる。 リハビリテーションの世界はまだまだ発展途上なんだと実感した。
 でも二本の脚だけでゆっくりでもよいから着実に歩くことができたらどんなにすばらしいことだろうか。
私の肩手症候群の症状はかなり緩和しているそうだ。90度越えて肩をあげてもだいじょうぶだった。  とにかく今日は疲れた。ふるえたり汗びっしょりになったり。タオルケットを二枚重ねて寒さをしのいだり。
 こんなので果たして仕事に行けるのだろうか。
それにしてもデイサービスによってどれだけ多くの家族が救われていることだろうか。政権交代に、介護事業への支援を期待したい。
15:30過ぎ帰りは先生が自宅まで送り届けてくれた。
おーさんから私を気遣ってのメールが何通か届いていた。
 妻が帰宅し今日の様子を報告した