脳卒中雑記帳
訪問リハビリ
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訪問リハビリ
2009.9.5
私は職場復帰を果たすためにリハビリテーション専門病院に入院し、リハビリの指導を受けたが、
現行医療制度の絡みから、リハビリテーション専門病院の入院期間は5か月間に制限されていた。
5ヶ月間の回復期のリハビリテーションでは日常生活にもふじゅうぶんである。
退院後のリハビリテーションの継続は必要と指摘されていた。
退院後私は週2回の訪問リハビリと週1回のデイケアーサービスでの通所リハビリを開始した。


9月1日 (火)の日記より 初めての訪問リハビリ
 午前中、東京から帰省していた旧友H君が我が家に見舞いに来てくれた。
 高校、大学といつも身近にいた友である。苦学仲間なのである。彼とは離れていても強い絆がある。
 積もる話をした。おーさんのことも話した。
 すっかり東京人である。もう東京が彼にとって故郷といえるだろう。歳月を感じた。
 玄関で見送るときは、さすがに涙した。 
午後、地元の再生会西条病院の理学療法士のM先生に訪問リハビリを受けた。
ベテランの雰囲気のある先生だ。
マッサージが心地よいのだ。 左肩を上にして横向きに寝て、右足に左足を乗せて移動する自己訓練を教わった。
退院して初めてのリハビリだが、
不思議なことに、今、手の緊張が取れたみたいなのだ。
退院後、自己流でいろいろ手を動かしてはいたけど、プロの指導とマッサージにより、すばらしい成果がある。
地元にこんなにすばらしい先生がいた。 夕食は、なぜか焼きそばが食べたくなり、そのことをメールすると、妻がおいしく作ってくれた。
 牛肉で作ってくれているのを見て娘が焼きそばは豚肉よと冷やかしていた。  やきそばを食べながら久しぶりに発泡酒を500ccいただいた。これで大満足なのである。以前なら3000ccは吞んででいただろうか。
 少しだけ涼しくなった初秋の風に、ほんのり上機嫌である。天にも上る心地である。
 おーさんはマツタケごはんを食べているとか。
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