脳卒中雑記帳
脱ぐときはいい方(非麻痺側)の手から
着るときは悪い方(麻痺側)の手から
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「脱健着患」 脱ぐときはいい方(非麻痺側)の手から
着るときは悪い方(麻痺側)の手から
2009年7月11日、19:23:59
「脱健着患」を辞書で見ると、
「介護用語の一。体に麻痺(まひ)や痛みがある被介護者の着替えを介助する際,脱がせる時は体の健康な側から,着せる時は麻痺などがある側から着替える方法。着患脱健とも。」
・・・・と解釈されている。
私のように脳卒中の後遺症で方麻痺の障害を持つ者には
階段の上り下りにも一定の順序があったとおり着替えにも一定の順序がある。
たとえばTシャツやポロシャツの着替えだが、
★脱ぐときはいい方(非麻痺側)の手から
★着るときは悪い方(麻痺側)の手から
それで頭を入れるのは臨機応変に袖より先になったりする。
ズボンやパンツも同じ順序だ。 OT訓練では着替えの訓練がある。BR>  健康な頃、当たり前に着替えができて、ファッションも普通に楽しめた。
 ところが左半身が麻痺して以来、一人で着替えることは困難で介助が必要であった。BR>  しかしいつまでも誰かに頼るわけにもいかず、四苦八苦しながら、もなるべく自分で着替えるようにしている。
 シャツの着替えは少し慣れたが、パンツやズボンの着替えはむずかしい。
 さらに靴下を履くのが意外にむずかしい。
 よく考えるに、片手で靴下を履いたことがなかったから。
「自分で着替えるから見ててよ。」と介護士さんにお願いするが、
あまりの下手さに見かねて介護士さんが手伝ってくれたりする。
 で、私もついそれに甘えてしまう。
 自立の道は険しい。
     
◆私からOKくんへ「やっとTシャツの着替えに慣れましたが、
ズボンやパンツはむずかしく、靴下を履くのはさらに難しい。
 ミリタリーに凝っていて楽天で迷彩柄やアーミーグリーンの軍服を楽天でたくさん買ったけど、
ファッションを楽しむ余裕はなくなったよ。


◆OKくんから「そういえば、昔から、ミリタリールックが好きだったよな。
靴下は、白くてきついのが不得手だな。それとパンツはジャージだけだ。ほかは
ウエストが会わない。それと普通のズボンはトイレに行った時困るんだ。」