自宅への外出
2009.7.11
自宅への外出して自宅内の動作をしてみたいとの私の思いや
里心のついた私の心情を妻が汲み取り、先日妻は病院当局に自宅への外出を希望していたが
療法士の先生ががいうには
私の段差の動作の訓練や妻の介助の練習や手すりなどの改装がすべて済んでからにしてはどうかとのことで、
時期尚早との意見だった
私の訓練レベルでの自宅での動作はまだまだ危険だから単なる近くへの外出にしてはどうかとの意見であった
せっかく妻が言い出してくれたのに残念だ
確かに私の訓練のレベルでは確かに玄関の上下の動作は危険ではあるけれど・・・
実際転倒直前で先生の介助なしでは危い瞬間は数回経験した
特に段差を伴う場所での動作は侮れない。
まだまだ修行が必要であるし、
手すりなどの家の改装の成果の力も借りる必要があるかもしれない。
退院後しばらく自宅内での動作方法の会得に専心し、
動作の失敗による怪我で家族を心配させることは避けねばならない。
そのようなことで自分の能力と環境を冷静に受け止め、今回の自宅への外出は先送りした、
そしてその代わりに妻は病院院近くでの気晴らしドライブを提案してくれた
働く主婦で寝たきりの私の母と入院中の私をかかえ、心労は並大抵ではなかろうに。
妻はもともと気丈な性質ではなく、それゆえに、ときどき妻の疲れが垣間見られる
案じられてならない。
こんなやさしい妻のためにも、がんばってリハビリに努め、少しでも自分一人でできることを増やし家族のみんなや特に妻の負担軽減に努力したい。
担当医は「分業して甘えたらいいんだ」と私を気遣ってくれているが
時間はかかるかも知れないが、障害者としての自立した動作を早く身につけ周囲と溶け込んで安寧に幸福に暮らしたい
脳卒中の皆さん。
がんばりましょう
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