悲しい目のこと 2009年6月19日、18:56:46
かなしい目をしてまるでスクラップのような表情をした年輩の男性がいた。
この人にも穏やかな余生があったろうにと思うと、 胸に迫るものがあり
とうさんがあいさつをかけた。話してみると、右麻痺にもかかわらず、
言葉は救われた方のようだ。
「夕食にもビールが出たら病院天国ですね。」と冗談を交わしたら
「そりゃいけないですよ」と実にまじめなお返事。
きっとまじめにこつこつと半生を生きてこられたんだろう。
こんな善良そうなおじいさんや脳梗塞に病む私の母がなぜ悲しい目をしなきゃいけないんだろう。
人生むごすぎる。
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