●特集脳卒中「私と脳卒中」 はじめに
●特集脳卒中「私と脳卒中」 はじめに
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はじめに


脳卒中については公的機関である(財)循環器病研究振興財団監修によるホームページ「脳卒中ホームページ」を参照されご理解願うことをおすすめする。


要約すると 脳卒中は、脳の血管がつまったり、破れたりして、その先の細胞に栄養が届かなくなり、
細胞が死んでしまう病気であるという。
一般的に 血管がつまるのが「脳こうそく」、
血管が破れるのが「脳出血」
と呼ばれているのではあるまいか。
そうすると、
@ 急に倒れて意識がなくなったり、
A半身のマヒが起きたり、
Bろれつが回らなくなったりする発作が起きるという。
正確な知識を得るためには公的機関や医療機関の監修によるサイトを参照されたい。 「脳卒中」、「脳こうそく」、「脳出血」の単語で検索するとたくさんのサイトに遭遇するだろう。
 私の場合「脳出血」であった。
  数年前なら発症すれば死に至っていた。
  医学の発達により「脳出血」による死亡率は低下したらしいが、幸い生命を救われたものの、
  死ぬほどつらい後遺症が残り、私が味わったような心身ともに打ちのめされるような思いを味わうことになる。
  そうだ。
  背負った後遺症の障害の重さ、つらさ、健康な頃とのギャップ、将来の不安、家族への申し訳なさに、愕然となり
  「もう死にたい。」「もう終わらせてくれ。」とまで私は心から思ったものだ。
  リハビリテーションによって後遺症が緩和されるが、回復の度合いには個人差もあるし、発症前と同等になることはむずかしいであろう。
  リハビリテーションや脳卒中治療もまだ発展途上であろう。
  脳卒中」はむごい病気だ。
  脳卒中」は生活習慣に起因することが多い。
  とすれば、日ごろから正確な知識を持ち、発症を未然に防ぐ努力をしなければいけない。
   少なくとも私の生活は不摂生そのものであった。
   私の二の舞は踏まないでいただきたい。
   当サイトは脳卒中を発症し、幸い生命を取り留めたものの、
   重くつらい傷害を背負ってしまった私の日常、家族をはじめとする人とのかかわりをつづり、
   未発症の方におかれては健康に対する警鐘となることと、    また、同じように傷害を背負って生活されている方には共感を抱いて元気になっていただくことを願いつつ
   コミュニケーションの場ともなることを願って
   昭和30年代生まれのお部屋管理人yasuboがであり同じ脳卒中の後遺症と闘う親友おーさんこと、Ok君の協力を得て2009年6月2日、リハビリテーション病院の病室にて開設した。